嫁洗い池

嫁洗い池 (創元推理文庫)

嫁洗い池 (創元推理文庫)

表題作はちょっといらない尾ひれが多かったように思う。
いらない尾ひれと理解していても、それが回収されなかったのがなー。
ちょっと、うーって感じ。
以下なんとなく考えたことをだらだら。ネタバレとかないです。

この本には全部で6編の短編が収録されてます。
『娘たち』『まだらの猫』
『九分五寸』『ホームカミング』
『シンデレラの花』『嫁洗い池』
このなかでどれを本のタイトルにしたらいいか、迷ったんじゃないかなー。
ま、嫁洗い池はインパクト大だから成功っちゃ成功ですね。

でもあれですよ、文春から出たときの表紙はこれですよ。
これ→。嫁洗い池
なんか間違っちゃいないけどね!
ターゲット層間違っちゃうよこれじゃ!
奥さんのほんわかきっぱりな推理とおいしいご飯が売りなのに。
何度も言いますが、ご飯をおいしく書ける人は偉大です。

ちなみに、収録作の中では『娘たち』が好きです。