魔法使いハウルと火の悪魔

実は原作未読。挫折してたりしたのでした。

ハウルの動く城1  魔法使いハウルと火の悪魔 (ハウルの動く城 1)

ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔 (ハウルの動く城 1)


どうも海外のファンタジーというのが昔から苦手です。
今回読了できたのも、映画を見てたからというのが大きかったり。
映画見てなかったら、たぶん想像力が追いつかなかった。

※以下内容に触れます。










話には聞いていましたが、あの映画は相当中身を変えてたんだなぁ。
なんか基本設定以外はかなり違っていた。
とくに人物関係とか。
映画の公開当時、内容をほとんど知らずに見たんですが、
確かになんか人物相関に無理があるような気はしたんですよねー。
あと、戦争云々とかの設定も。
違和感あるはずだ、原作でぜんぜんそんなの出てこないんだもの。


特に惜しかったのは、ハウル自身の設定がかなり削られていたこと。
お姉さん関係の設定は、原作にしか出てこないわけですが、
あれはかなりおもしろかった。
かなりわくわくした。
映画ではしょったのはいたしかたなかったのかもしれないけど、
原作ファンが嘆いた理由がわかった気がする。


まぁ、映画も好きなんですけどね。
ファンタジー的要素(お城とか、ドアとか)はかなり忠実に再現できていたのだなぁと思うし。
ヒンとかハウルとかも好きだし。
全然別個の物として、原作も楽しむことができました。