忘れてた

実家帰省直前に、空港で見つけた。文庫化してたので即買う。

青空の卵 (創元推理文庫)

ハードカバー版には劣るけれども、文庫版の表紙絵も素敵。
久しぶりにヒットでした。
以下感想。ネタバレなし。

日常の謎系大好き人間なので、前から狙ってた作品。良いです、とっても好きです。
『大作』ってかんじじゃないけど、とても好きな部類です。さらりとした語り口。引きこもり探偵の割には、鳥井は結構外に出ますけれど。探偵役の鳥井と語り手坂木のべたべたっぷりはまあ現実的じゃないけれど、お話の中でなら許せる程度だし、それが味ともいえなくもないです。連作短編ですが、それぞれのお話で登場する人はほとんどそのままシリーズレギュラーと化すので、なんだか仲間が増えていくみたいで楽しいです。